車を流通させる前に連絡を！

しかし、中古車買取店に実害が出ないタイミングであれば、キャンセルすることも可能です。
契約して車両を引き渡したとしても、移転登録などが行われないで、保管されている状態であればキャンセル出来ます。

この場合はキャンセルをしても、中古車買取業者に実害が生じないためです。
ですからあなたがキャンセルを申し出れば、業者も対応してくれるでしょう。

重要なのは、車を売却する際、あなたが車を売る側で買うのは業者にになるということです。

例えば新車購入を例に考えて見ましょう。
大雪や災害等何らかの理由でメーカーの生産ラインが停止したと仮定し、納品が不可能になったとします。

この時は、新車を売る側のディーラーは納車が遅れたり、不可能になったことをあなたに謝罪をしますが、キャンセル料金を支払うことはありません。
「売買契約は成立しなかった」ことになるからです。

愛車を売る時も同じで、買取店に対する納車が不可能になっても、移転登録などに伴う実害が生じていないなら、あなたがキャンセル料金を支払う必要はありません。